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現在地の位置情報を記録しながら衛星データ(Google Earth Engine)を確認する
私は衛星データについては素人なのですが、Google Earth Engine Code Editor をHypermemoというFileMakerカスタムAppから閲覧することで、現況調査に十分使えるのではと思いつきました。衛星データ界隈の人たちや、衛星データを利用したいけど敷居が高そうだと思っている人たちに、現地調査で使えそうだと思ってもらえたら幸いです。
完成形
前提条件
- iPhone,iPad
- 無料アプリ ClarisFileMakerGo19
- 無料サンプルFileMakerカスタムAPP "Hypermemo" 最新情報にダウンロードリンクがあります。
- Google Earth Engine のアカウントを持っていること。
衛星データ
まずは、衛星データの選択です。今回は Landsat 8 NDVI を使いました。リンク先の下部にあるボタン"Open in Code Editor"をクリックして自分のCode Editor環境にスクリプトを表示させ、現在地を中心に表示するようにカスタマイズしました。
カスタマイズ後の完成スクリプトは、こちらを参照してください。現在地が中心の点のマークとなります。使用したのは、2020年2月21日にAPIに追加されたという ui.util.getCurrentPosition()を使用しました。「こちら」のリンク先がそのまま次の手順でHypermemoの登録に使用するURLとなります。
NDVIについてはこちらを参考に。
操作
1. メモを新規作成する
2. 衛星データを表示するURLを登録する
ツール > URL と進む。
「あなたの位置情報を利用しようとしています」と表示されるので「許可」します。
「ブラウザ」をタップして全画面とし、スクショを撮ったりすることが可能です。
このURLを本文にも残したい場合は、「本文に追記 」をタップする。
本文に追記をタップした後の状態
「URLをメモ本文に追記しますか?」に対しOKをタップする。 ツール > 場所 をタップし、「現在位置」をタップする。
「本文に追記」をタップし、メモの本文に現在位置のURL(通常のGoogleマップリンク)を取得する。
上記画面では、現在位置のURLの上の行に、現在の日付と現在の時刻を追記しています。
「切替」でメモの様式をMarkdown様式とし、URLリンクがクリックできるようにする。
このように、Google Earth Engine Code Editor のURLを「URL」ツールで保存し、「場所」ツールで現在地のGoogleマップへのURLを記録したいタイミングで何度も保存できるので、時系列でどの場所にいたかがわかります。GEEのスクリーンショットには、現在地が点でマークされているので、紐付けも容易です。
以上